ハイジの白パン
最近 仕事にプライベードにストレスがたまりすぎてめっちゃしんどかったので 思い立ったが吉日で有休取ってパン作りしてきました
ストレス発散とパン作り
ストレス発散にはそのストレッサーから離れた環境に身を置くこと そして 美味しいものを食べることが効果抜群と思っています
ストレス発散とパン作りって ??? となるかと思いますが パン作りにはこの2つのストレス発散要素が詰まっているんです
パン作りはど素人ですが今回は2回目 初体験ではニューヨークベーグルの回になんとなくで参加しました 楽しいのはもちろん 思いもよらずストレス発散に効果てきめんだったので今回もお世話になってきました
ひたすら生地を捏ねたり成形したりと夢中になるので 作業の間は嫌なことも忘れて現実逃避できます 最後にはプロ監修のおいしいおいしい焼きたてパンが食べれます 本当に焼きたてって感動するおいしさなんです
ストレッサーから離れたパン教室で 自分のために自分で汗水垂らして作ったパンのおいしさは格別です ストレスなんか吹き飛びます🍞
パン作りいいよ と全力でおすすめしたい!
パン作りした教室: コンヴィヴィアリテ @笹塚
前回に引き続き 笹塚のコンヴィヴィアリテさんにお邪魔してきました
笹塚駅から徒歩で行ける住宅地のかわいい街のパン屋さんです 今回は平日朝ということもあり生徒は3人でした 空いてるとテーブルも広く使えて 先生からもより丁寧に指導いただけるので嬉しい限りです 前回はテーブルがいっぱいになる程満席の状態で作ったので その点人数が少ないととても快適でした
ハイジの白パン
今回は ハイジの白パン 作ってきました
たまたま都合がいい日の講座内容が白パンだったというだけで ハイジに思い入れがあったわけではありませんでした ハイジ? あのアルプスの少女で白パンなんか出てきたっけ... という程度でした
私も当日先生からお話聞くまで知らなかったのですが ペーターのおばあさんとハイジと白パンには心打つお話がありましたので忘れないうちにメモします
おばあさんのプロフィール写真は 白パンを持った姿になっていますね
おばあさん
ペーターの祖母。元気いっぱいで優しいハイジが家に訪れてくれる事を、毎日心待ちにしています。おばあさんは、壊れた家の音を怖がるので、ハイジはおじいさんに家の修理を頼み直してもらいます。
また、かたい黒パンを残してしまったおばあさんの為に、フランクフルトから柔らかい白パンを、お土産に持って帰りました。
=What's HEIDI?= キャラクター紹介アルムの山 of アルプスの少女ハイジ公式ホームページ
白パンが出てくるのは以下のお話だそう
第25話白パン
2018年4月4日(水)放送
ゼーゼマン家に主人の帰宅を知らせる手紙が届きます。大急ぎで準備を始めたロッテンマイヤーさんはハイジの部屋が気になり調べると、そこにはたくさんの白パンが隠してありました。ペーターのおばあさんへのおみやげをすべて捨てられ泣き崩れるハイジ。クララはハイジをなぐさめようとするのですが。
その貧しさから固い黒パンしか手に入れることのできないペーターやハイジにとって 上質な小麦粉で作るふわふわなら白パンは 憧れであり おばあさんにどうしても食べてもらいたいパンだったのです
白パンにこんな感動秘話があったとは
おばあさんのプロフィールの表情に心からの感謝の温かい気持ちが表れているようで なんとも言えない気持ちになります
白パン作りの生地は発酵時間が長いため 先生が事前に生地を寝かせてくれていて 私たちは生地の切り分け工程からのスタートでした
いろんなパンにまつわる話をききながら 夢中になってこねこね 丸めて丸めて 綿棒でころころ 丸めて丸めて... 楽しすぎて時間があっという間でした
パンの ”顔” 作りの醍醐味
私のお気に入りは ガス抜き後に生地を丸めて パンの “顔” を作る工程です
パンの顔が ぱんっ と張るようきれいに滑らかに成形していく時間が好きです ここでいかに綺麗な顔が作れるかが焼き上がり後のパンの顔を大きく左右します
左手に生地を乗せて 添えた右手でくいっくいっと左手の生地を入れ込み 最後コロコロと手のひらで転がします 上手くいくと生地がまんまるに成形されて ぱんっ と張りがでます コツは左手の脇を拳一個ほど空けること
だんだんやっていくうちに 丸い生地の顔がかわいくみえてくるんです 愛着が出てくるといいますか 嘘に聞こえるけどほんとです 多分
焼きたてのハイジの白パン 本当にもちもちふわふわおいしくて感動でした 口に入れた瞬間にふわっと幸せな気持ちに包み込まれるのすごい
ちなみに いちごのフロマージュパンも同時に作りました いちごクリームとクリームチーズを使って ふわふわ春らしいパンになりました🌸
パン作りは 一石二鳥のおいしい体験ができてストレス発散にもってこいだな と確信した2回目チャレンジでした
やっぱりパン作りいいね!
ごちそうさまでした
最後に余談ですが 先生の小話で面白かったことを紹介
パン職人先生の小話
- パン作りのコツ
パン作りはレシピ通りに作れば見た目は似せることができるけれど 均一の味にはできないのだとか
食感 風味 日持ち 固くなる度合い等は 日によっての気候や 作り手の捏ね方丸め方ひとつ一つの作業によって変わっていくため レシピ通りだけでは安定しないパンになってしまうようです
安定しておいしいパンを作るには 生地の状態を見極める訓練が必要なんだとか それができればチェーン店のパンよりもずっとおいしいものができるって そんなフレーズ言ってみたい
パンでお店を持つには ただパンを焼けるだけでは厳しいのだそうです パンの技術の他にも料理とお菓子との技術が必要になるとのこと それら全ての修行をして開くのがブーランジェリー
そのため ブーランジェリーは パンの他にもケーキや焼き菓子等も合わせて売っていることがおおいのだとか
パン単体ではなく その中に詰めるコンポート カスタードクリームだったり お惣菜だったり あんこだったり 色々なかけ算が必要になるようです (パン屋さんのカスタードクリームは 洋菓子屋さんの目にかかると見ると残念なものでしかない その反対も然り)
- ビタミンC
ハイジの白パンにはビタミンCが材料に含まれていました ビタミンCはパンの皮を強くしてくれる効果があり ふっくらとしたパンが初心者でも焼きやすくなるとのこと
パンは 焼かれている時に中身が膨張してふわっとした食感になるのですが その時皮が強ければふわっと感が残りやすいのだとか 弱いとしわしわとしぼんでしまって中身の詰まったものになってしまうようです